Kakeaiの文字起こしは、「対面で1on1を開始する」「Kakeaiのビデオ通話で1on1を開始する」「Teams /Meetで1on1を開始する」「その他のビデオ通話ツールで1on1を開始する」のいずれでもご利用いただけます。
環境や話し方によっては、文字起こしの精度が影響を受けることがあります。
ここでは、精度を向上させるための具体的な推奨環境や話し方のコツをご紹介します。
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1.推奨環境
1-1. 静かな場所で話す
周囲が静かな環境では、文字起こしの精度が向上します。個室や騒音の少ない場所を選び、集中しやすい、話しやすい環境を作りましょう。
1-2. マイクとの適切な距離を保つ
音声を正確に拾うためには、マイクと話者の距離が重要です。近すぎると音声が歪んだり、風切り音が入ったりします。一方、遠すぎると声が小さく、ノイズに埋もれてしまうことがあります。マイクとの理想の距離は20〜60cmです。
1-3. 反響音を最小限に抑える
会議室や広い部屋では、声が壁に反響してしまうことがあります。この反響音がマイクに拾われると、文字起こしの精度が低下することがあります。
以下、反響音を抑える工夫の一例です。
・マイクを壁から1〜2m離す
・吸音素材(カーペット、カーテンなど)がある部屋を選ぶ
1-4. 外部マイクを使う
PC、タブレット、スマートフォンなどの内蔵マイクは、周囲のノイズや振動を拾いやすいため、外部マイク(ヘッドセットやUSBマイクなど)の使用をおすすめします。外部マイクを使用することで、クリアで広範囲の音声を拾うことができ、結果として文字起こしの精度が向上します。
2.話し方や発音が文字起こしに与える影響
環境だけでなく話し方や発音の明瞭さも文字起こしの精度に影響を受けることがあります。
以下、より正確な文字起こしを実現するための話し方や発音のポイントをご紹介します。
2-1. 適切な音量で話す
音量が小さいと、マイクがうまく音声を拾えず、文字起こしの精度が低くなることがあります。はっきりとした声で話すよう心がけましょう。
2-2. ゆっくり丁寧に話す
早口で話すと、言葉が途切れずに続いてしまい、文字起こしの精度が低くなることがありますので、少しゆっくり話すことをおすすめします。ゆっくりと丁寧に話すことで、相手にとっても聞き取りやすくなるだけでなく、より正確な文字起こしの精度も期待できます。
2-3. フィラー(「えー」「あの」など)は少なめに
フィラーと呼ばれる言葉もテキスト化されます。気になる場合は意識して減らすことで、より見やすい文字起こしが確認できます。
2-4. 専門用語や固有名詞
日々精度向上に取り組んでいますが、専門用語や固有名詞はまだ正確に認識できない場合があります。そのため、文字起こし結果を確認する際は、これらの部分を特に注意し、必要に応じて修正をお願いします。
2-5. 似た発音の言葉に気をつける
「し」と「しゃ」、「こ」と「ご」など、似た発音の単語は誤って文字起こしされることがあります。特に誤解されやすい言葉は、ゆっくり明確に発音することで文字起こしの精度の向上が期待できます。
3.対面1on1での注意点
上記はオンラインと対面いずれの1on1でも文字起こしの精度を上げるために有効な工夫です。以下、対面1on1固有に注意が必要なポイントもご紹介します。
3-1. マイク(端末)の配置を調整する
「対面で1on1を開始する」をご利用の場合、文字起こしの開始ボタンを押した方の端末のマイクで音声を拾います。対面で向き合っての1on1で文字起こしが問題なくできるケースもありますが、精度が十分でないと感じた場合は、音声を拾っている端末の向きを調整して、お互いの音声が届くようにしましょう。
3-2. 声が重ならないように話す
対面で1on1を行う場合、音声を拾うマイクがひとつのため、お互いの声が重なると正確に文字起こしされない傾向にあります。よりスムーズに文字起こしするため、会話中は少し意識して、お互いの声が重ならないように話してみましょう。よりクリアな音声が拾えることで、文字起こしの精度が向上し、対話の内容を後から振り返りやすくなります。
環境を整え、話し方を工夫することは、文字起こしの精度向上だけでなく、相手にしっかりと伝えることに繋がります。さらに、文字起こしした内容を後でスムーズに振り返るためにも、要約機能もぜひご活用ください。
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